本研究室では,人間の心の理解とシステムを用いた支援に関して,認知心理学と社会心理学に関するテーマに加えて,情報学に関するテーマを扱い,総合的に検討しています.詳しくは,以下(研究テーマ)をご参照ください.

研究テーマとゼミ指導支援体制

ゼミに関して

【ゼミの内容】認知科学を中心に,認知心理学や教育心理学,社会心理学まで幅広く扱います.

【ゼミの形式】グループワークとパワーポイントを用いた発表が中心です.3回生はプレ卒,4回生は卒論に向けて,ロードマップを作成し,自分で目標を立てながら自由に研究を進めていきます.ゼミには,大学院生や研究員・助教の先生も参加してくれて,ゼミ内外で様々な相談に応じてくれます.希望者は,勉強会(輪読会,プログラミング作成など)も自主的に行っております.

卒業研究ではどのような研究ができるのか

ゼミ生が持っている興味関心やアイディアを聴いて,関連する研究論文をみつける作業から始めます.テーマは,「認知心理学」から「社会心理学」,「教育心理学」をはじめ,「ヒューマンインタフェース」と呼ばれるVRなどのメタバース環境での心理学実験やロボット心理学なども扱います.研究方法は,「心理学実験」や「観察法」,「質問紙」を用いてデータを収集して分析していきます.先生や大学院生には,プログラミングが得意な人が多いので,一緒に実験システムや分析のためのプログラム作成もサポートします.先生は,オフィスアワーを設けており,個別面談を随時,受けることもできます.より詳しく知りたい場合は,下記の研究テーマをご覧ください.また,過去の卒論テーマを知りたい場合は,ここをクリックしてください

どのようなゼミを目指しているのか

ゼミ生の興味関心や素朴な疑問を研究として扱えるようにするため,メンバー同士による対話を重視した環境を心掛けています.プレ卒や卒論を通して,思考力やプレゼン能力,情報スキルなど,現代社会に必要なスキルを頑張って身に付けつつ,最後に全員が笑顔で卒業していくようなゼミを目指してます.

どのような学生に来て欲しいのか

林研究室には,大学院生や研究員,助教の先生なども在籍しており,色々と助言をもらうことができます.こうした環境で,楽しくメンバーと話し合い,意見交換ができる人に来て欲しいです.もちろん,黙々と取り組みたい人も歓迎です.大学院進学を考えている人も大歓迎です!

ゼミの教員はどのような研究をしているのか

心理学と情報工学を組み合わせた「認知科学」の分野で,「人工知能の技術を用いて人間の心的メカニズムを解明する」学際的な研究を行ってます.例えば,人工知能のチャットボットを作って,会話活動を活性化する方法の研究や,認知心理学で得られたデータをコンピュータでシミュレーションする認知モデリングに関する研究などがあります.また,眼球運動測定器による視線計測や表情解析などのセンシング,機械学習を使った雑誌論文もたくさん書いてます.最近では学内の研究プロジェクト(R-GIRO,1.2億円の助成)を受けて,臨床カウンセラーとクライアントとの傾聴カウンセリングのロボットを作るための実験もやってます.臨床心理士の先生も数名,林ゼミに所属しており,臨床心理学の先生とのコラボにも挑戦中です!

その他

学際的に教育・研究を進めているのが本研究室の特徴です.また企業や学外・国外の大学と共同研究を行っていて,様々な社会経験,新しい人脈形成のチャンスもあるかも.就職先は,マスコミ(広告)や情報関係(SE・SIなど),メーカー,銀行などの企業が多いです.大学院に進学したい学生を募集しています!大学院早期終了(飛び級)を目指す人も是非ご相談ください!

研究手法

実験室実験,オンライン実験,アンケート調査,観察法(会話分析,プロトコル分析),アイトラキング(眼球運動測定),表情解析,モーションキャプチャー,システム開発,機械学習,統計学など

研究テーマ

基礎分野(心理学分野)

認知

社会

応用分野(情報学分野)

計算機モデル

ヒューマンインタフェース

認知行動の支援

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